10日、下社の建て御柱が終了し、平成22年度御柱祭が閉幕しました。
4月2日の上社山出しから始まり、10日までの計12日間で約192万人の人出がありました。
ゴールデンウィークに行われた上社里曳きは、人が道を埋め尽くすほどでした。
本宮四建て御柱 (三友会HPより引用)
昨日、祭の余韻が残る諏訪大社に足を運びました。
どこの神社も1番目の柱は立派で太く、どっしりとした姿をしていました。
下の写真は、上社本宮一と下社秋宮一の御柱です。
どちらも立派ですが、大きな違いは、柱の色です。
上社の柱は、伐採してすぐに祭が行われるのに対し、下社は、伐採して1年寝かせてから祭が行われます。
その違いで、下社の柱は黒くなり、上社よりどっしりとした印象です。
諏訪大社上社本宮
ご存じの通り、あってはならない事故が起こり、無事な曳行とはなりませんでしたが、計16本の御柱が予定通り曳き付けられたことは、良かったと思っています。
祭があっという間に終わってしまい、何か力が抜けて、寂しいような気持ちです。
次回の御柱祭は、平成26年度。
その時が待ち遠しい限りです。